カテゴリ
検索
以前の記事
2012年 07月 2012年 01月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
<簡単な状況説明> 渋谷駅の東口と南口を結ぶ246号、JRと東横線の高架下に、以前からダンボール小屋などで、5~10人の人が住んでいる。高架下のために雨を避けることも出来、また大きな排気口があって、冬でも外気よりも少し暖かい。 2007年3月に、その246号の両脇と地下道の壁面に、壁画が描かれた。渋谷桜丘周辺地区まちづくり協議会の依頼により、日本デザイナー学院が、学生の間で公募を行い、学生たちの「春の小川プロジェクト」チームが描いたものだ。描く時は、住んでいる人たちも家を動かし協力した。 7月に全面的にグラフィティを描かれ、それに対して白く塗りつぶし再び壁画を描く。 10月の終わりころに、滞在者各位に対する「移動のお願い」という張り紙がされた。渋谷区2丁目、3丁目、道玄坂一丁目、渋谷アートギャラリー246の連名である。 滞在している場所は、ギャラリーの一部で、今後ギャラリーにふさわしい舗装や展示の足場、彫刻物などの展示に使う予定だから早急に移動してくれという内容。 10月30日、支援団体、町内会、東急、交通省、などの話し合いが持たれ、平行線のまま、現在、役所側が、住んでいる人に寮に入るように説得を続けている。 12月はじめ、放火とみられる出火のためダンボール小屋が一軒焼失。(幸いけが人はなし)。 ◆◇◆◇◆◇◆ はじめ、この話をきき、現場を見に行ったとき、なんともいえない怒りを感じた。アートの名において、「追い出し」をかけるなんて、あまりにアートを馬鹿にしている、と思ったのである。 なんで、現場にいる一番の地域の人である人たちのことを(しかも敵対的ではない人たちのことを)無視するような作品を作って、平気なんだろうと不思議だった。それは、追い出しにいたる発想の中にすっかり収まってしまっているようにみえた。 ぼくは、ここで、アートとは何かを問わなければ、アートが危ない感じがした。 他の人の意見を聞く中で、アートを巡る問題がここにたくさん詰まっていることを感じた。とても一人では考えきれないし、また一人で考えるより大勢で考える方がいいと思って、会議をやろうと思いました。 この問題に関心を持つ人や関係する人たちと、なぜこういうことになってしまったかをじっくり話し合ってみたい。からまった糸はほぐし、色んな立場の人の話をきちんときき、アートの可能性、を考えてみたい。個人的には、自分のアートを考えたり学んだり反省したりするきっかけにしたいし、色んな人と出会うのを楽しみにしてます。 発起人の一人としては、自分の意見と異なっても誰の意見も無視されない、大切に扱われる場をつくることを頑張りたいと思っています。 会議に色んな人が参加してくれるといいなと思ってます。 気軽に興味本位でもいいので、遊びにきてください。 246表現者会議発起人・小川てつオ
by 246kaigi
| 2007-11-21 21:00
| 発足の挨拶
|
ファン申請 |
||