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渋谷川に本当にうなぎはいたのか?本当にいたようです。 明治、大正の地区の老人から聞いた話を集めた本より抜粋。 <ふるさと渋谷の昔がたり>(渋谷区教育委員会発行) ・渋谷川には、コイ・ナマズ・フナなどがたくさんいましたし、ウナギもとれました。夜の間にエサをしかけておくと、翌朝にはたいていウナギが二匹ぐらい釣れていました。 ・渋谷川では、ウナギやコイやフナがよく捕れました。大雨が降った後などには、魚は宮益橋の下でいくらでも捕れたものです。 また、渋谷川のこととしては ・昔の渋谷川は、堰の上流などでは、深くて背が立たない程でしたが、そこで水泳を習いました。今の宮下公園のあたりです。 ・洗い場もあって、畑でとれたダイコンなどの洗い物は、全部をそこでしていました。しかし、衣類などを川で洗濯することはありませんでした。井戸の水を使っていました。 ・渋谷小学校から少し宮益橋に寄ったところに堰がありました。夏などは宮益橋から跳びこんで泳ぎました。堰を払って魚を捕ったこともありました。 ・渋谷川には水車が幾つかありました。 ・水車では、米をついていました。富ヶ谷あたりではたくさん米がとれたのです。 ・渋谷川では、暴風雨の時などにしばしば水害も起こりました。 (宇田川も水が氾濫したらしい。道玄坂下の水害はひどかったらしい。) 渋谷郷土研究会会報第3号に詳細な報告がある。 <明治の渋谷川を語る>石川元亮 ・鰻も沢山獲れた。投網にも、待ち網にも釣りにもよくかかった。ある年のお盆の堰払いに庚申橋で、父が捕まえた鯰は胴の直径がどの位あったか、胴回りはたしか十七センチはあったろう。長さは五十センチ位。 蛍も多くいたそうです。また、魔の淵の「主」として、カワウソがいたらしい。また、すっぽんもいた。この「主」にかかり、ばかされたり、思いがけない怪我をするので、川遊びには要心しなくてはならなかったそうです。 (小川てつオ)
by 246kaigi
| 2008-10-04 18:08
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