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![]() 場所:246の高架下の明治通り方面入口、喫煙コーナー(トイレのない方) 参加者: Kさん(246高架下住民)、川木ヤスシ、小山、小左、山城、田中、岡井友穂、渡辺篤、小川てつオ、武盾一郎、松浦、islands、ハラシマ、 N.S、Coppe、イルコモンズ、細野秀太郎(PARC自由学校)、中郡千尋(のじれん)、竹内智彦(抵抗食の会)、遠藤一郎、ナニボウ、Tenko、バンブー(ホー娘。)、西池恵美子、DEE FIVE、Y、Sさん、マタタビ、キョージュ、いちむらみさこ、他(把握出来ない人がいました。。。) (写真:キョージュ) 会議、お疲れさまでした。たくさん人がきましたねぇ。やはり、輪が大きくなると、お互いの声が聞こえないという問題がありますね。 ![]() 例えば、こんなことを話し合いました。 *グラフィティ(注1)を巡って 「サウンドデモ(注2)は渋谷でやりたがる。渋谷で、集会は宮下公園を使うしかない。3回目のサウンドデモでは、公園でライブもやっていた。」「リーガル(合法的)グラフィティは、「本来の公園」に戻すという活動の中に入ってしまっている。上野公園の芸大による彫刻もそう。」「宮下公園で、リーガルウォールを見てきたがスプレーを使っていないね。」「逃げる必要がないから。」「コンポジション(注3)は不思議だな。何かの途中なのか。桜木町(注4)のリーガルウォールは中止になっている。」「グラフィティの本で、コンポジションがインタビューを受けていて、昔の桜木町のように、暗黙に公認されているのが、グラフィティにとって最上の状態で、行政に認められてやるのは、次善にすぎないとは言っていた。」「桜木町は、ロコサトシがはじめに描きだした。コミュニティ運動になりはじめた。」「ニューヨークのサウスブロンクスでは、プエルトリコ系の移民が自分たちの歴史を壁画に描いている。それは、コミュニティに認められている。メキシコの壁画運動の影響もあるだろう。」「その場合、誰が、誰に向けてというのが、はっきりしている。」「非合法だけど、犯罪的ではないことはある。例えば、不法滞在。アートはそういうグレーゾーンから生まれてくる。」「公民権運動は、バスの先頭に黒人が乗ることが禁止されていた中、一人の女性が先頭に座ったことから始まった。」「犯罪的なことはアートとはいえない。というのはどうなのか。」「アメリカで、グラフィティを消す運動があって、絵を子供に描かせている。町内会の人たちが子供に描かせている。その上からグラフィティを描くことができない。」「なぜ、子供の絵の上からは描けないのか。意図を考えれば、描いてもいいはずだけど、出来ない。ということが気になる。」「今まで忘れていたが、小学校の時、近所の壁に壁画を描いた覚えがある。何の思い入れもなかったけど、1ヶ月くらいは、前を通ると誇らしかった。10年くらいたって、気づいたら消えてた。壁画は描かれた時点から風化して終わりに向かっていく。グラフティは消されることが前提になっている。現在性。本来の壁画は、未来に残したい、というもの。」「グラフィティは、残りにくい分記録する文化もある気がする。写真集も多いし、携帯などで記録してそれが残る。」「グラフィティには、記名性と匿名性の不思議な関係がある。誰も見ていないけど、俺はここにいた、という。ギリシア悲劇において、英雄とは、物語を残して立ち去る者。それが、公共の場で繰り返して演じられたりすることで共通の感情を生み、公共性の基盤となる。」「自分の実名を名乗ることが恥かしい。テクノが好きで、実名を言わなくていいんだというのがすごい希望だった。」「ボム(注5)は電車に対するものから始まったのかな。今は、電車に「広告」として形を変えているのが、皮肉。」「資本に盗まれている。ユーゴ内戦の時、反戦のメッセージをベネトンの広告として、資本の側が使うのにショックを受けた。資本の側が、メッセージを広げる場合があるのは面白い。」 *246の壁画について 「絵づらが気持ち悪い。」「描いている人たちの情景、わいわいやっている感じが目に浮かぶ。」「構図がよくない」「<安心>とか<癒し>のなれの果て。かつての新宿西口地下ダンボール村の武さんたちの絵には、深く癒されるものがあった。この絵からそういう癒しを感じる人はいないだろう。」「行政や専門学校が何とかしなければと思ってしまうのもある意味納得。一般の人たちに問うならば「絵があった方がいい」と答える前提で描かれている。問題意識を持っている人たちだけで、問題が終わってしまう危険もある。」「僕たちは何匹いる?(注6)というメッセージを、路上で暮らしている人たちのメッセージに読み替えることもできる。あそこに描かれている魚だとか泡だとかの有象無象は、マルチチュード(注7)でもありうる。」「こういう場所にあるのは、何らかのブルースがなければ。」「住んでいる立場からすると、こういうガード下、チューリップでも魚の絵でも、ぱっとしない。花とか、魚の絵をみるとさびしい感じがする。やっぱりさびしいな。」「現場を見て、描く内容を決めていたらもっと何とかなっていたはず。」「画一的な手法が気になる。大量生産的で貧相。」「何をどうしたいのかがはっきりしていれば手法はおのずと決まる。」「ステンシルのように切り抜きを型にスプレーして量産するスタイルもあるよ。」「イギリスの80年代ドッグヴィルにリストラされた失業者が自分たちの望んだ未来を壁画にしたことがある。手法も簡単なものになった。」「絵のモチーフ自体には、批評性があるのでは。今では暗渠になっている渋谷川をモチーフにするということは、アンダーグラウンドの復権という思想につなげていけるかも。」「その辺微妙ですね。歴史とか物語を利用されている感じがする。参照することで、免罪符を得るというか。」「相手が提示してくるものを戦略的、批評的に奪い返さないといけない。」「コンペという制度がおかしいのでは。現場性を奪う。異議申し立てがしにくい。特定の人が作者で後は下働き。記号化しやすい。」「歴史とか物語とかが、コンペに通りやすいから利用されやすい。」「壁画から犯罪者意識を感じる。how many are we?というのは、日本デザイナー学院が少数派なんだ、というのを表しているのでは。20代の人たちは、上の世代が左翼的でその実保守的なので、右翼的な発言をするのが抵抗になっている。学生が、美しい空間を作ってしまいたい、と思っている、憎悪を感じる。上の人にとっては、ガス抜きをしている。」「それは、学生が、野宿者排除が意図としてある、と知っている前提の話だね。野宿の人がいることに気づいてなかった可能性もある」 (注1)グラフィティ:街の公共物や壁に対して無許可で文字や絵を描く行為や作品 (注2)サウンドデモ:大音量の音楽を流して踊りながら行進するデモ (注3)コンポジション:アート、スポーツなどの才能があっても発揮できる場がない表現者に活動場所を提供する目的のNPO団体。宮下公園をはじめとしたリーガルウォールが有名。美竹公園のバスケットコートの管理、公園の清掃管理を08年3月まで行っていた。 (注4)桜木町:旧東横線高架下約1キロに渡って描かれた日本のグラフィティの聖地的場所。07年横浜市の管理下(協力コンポジション)でリーガルウォールになった。 (注5)ボム:自分のペンネームをあるエリアにかきまくること。 (注6)how many are we?: 地下道部分に壁画の一部として描かれた文字。 (注7)マルチチュード: ラテン語 では“多数”“群集”などの意味を持つ概念。思想家ネグリとハートは、今日のグローバル秩序を支配する<帝国>のもとで生き、<帝国>の力の源泉となっているがゆえに<帝国>を転覆する可能性をも秘めているような雑多な人々のあり方を、<マルチチュード>と呼んでいる。 ■野宿 ![]() 場所:246の高架下の反対側(ロケットのない方) 参加者:小川てつオ、渡辺篤、武盾一郎 段ボールで簡易型ロケットを作り、野宿というより仮眠。 段ボール泊は、246高架下の反対側(恵比寿側)の歩道でしました。
by 246kaigi
| 2008-05-23 19:30
| 会議報告
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